MyBlog Ver1.40
甲山羊二オフィシャルブログ
Writing by 甲山羊二
オフィシャルページにある奥の部屋で、コラムでもなく、エッセイでもなく、もちろん小説でもない、ただのつぶやきをほんの少しだけ形にしようとする。
僕がつぶやくことで僕自身が導かれ癒され納得する。
それもいい。
さすが典型的B型人間甲山羊二だ。
だからいい。やはりいい。
■公式ホームページ
冬休み
春休みに…夏休みと…そして秋休み…さらには冬休みと…考えれば年間の約三分の一程度が休みとなる僕のもうひとつの仕事…
作家としては公の休暇が決められているという訳ではない
ただし先生として教壇に立つ仕事には公の休暇に加えて有給休暇まで用意されている…
実はこれは草鞋のバランスには本当に丁度良い
間もなく冬休み
冬休みなんだ
2011-12-18 19:15:52
[117]
例会作品
僕が会員として所属する同人会のひとつ「雪渓文学会」では月に一度定例会が行われる
ここでは合評以外に各自が好みの作家の作品を選択して活発な意見の交換がなされる…
従って年に二度程度は例会担当として作品を推挙することになる訳である
ところがこれが意外に難しい
「阿弥陀堂だより」
「ピーターパン」
「言の葉 茨木のりこ」
以上はこれまで僕が挙げた作品であるのだが…
とにかく「ピーターパン」は極めて不評だった
やはり直感に頼るとこうなる
どうやら来年の5月は僕の担当ということになるらしい…
そこで意を決して…
今回僕が推挙した作品とは…
☆「銀の匙」中勘助☆
どうだ!どいだ!
もう誰にも何も言わせない…
ということにしておきたい…
2011-12-12 12:32:12
[116]
月山
「好きな作家は誰ですか?」
実のところこの質問にはなかなか答えにくい
というのも僕は作家個人よりもむしろ作品そのものに強く惹かれる傾向にあるからだ
つまり好きな作家の作品にも適度な嗜好というものがあって言い訳だし…
だから印象に残る作品についての質問の方が答えやすい…
そこでそういった作品をたったひとつだけ挙げるとすると…
これも僕にはかなりの難題であることには変わりないが…
僕は森敦の「月山」を挙げる
妬ましくなる文体と眺望を彷彿させる言葉と表現は僕などには決して真似などできない
僕にはこれらが全て書くことのお手本となる
時々僕はこの作品を手にとる
いずれ例会で取り上げたいと思う
2011-12-05 10:38:56
[115]
くまのプーさん
PHP研究所が出版した一冊の文庫が面白い
「くまのプーさん
小さなしあわせに気づく言葉」
「菜根譚」にある訓戒言葉をくまのプーさんが説明するという内容のものだ
絵入りで英語での記載もある
まずはご紹介まで…
2011-12-04 14:15:14
[114]
雪渓文学例会
昨日は久しぶりに例会への出席を果たすことができた…
僕自身が担当月に当たっていたということもあったが…
実に半年以上振りだったとはm(_ _)m
この会では僕はおそらく最年少の書き手である
去年終わりにいそのかみときこさんが文学賞を受賞されて…
その後僕が新人賞を頂くことになってから…
※本当は新人ではないのだが
書くことへの意欲が増したことは事実だろう
あらゆることに意欲的な大先輩たちは人生経験も豊富だ
昨日の例会ではあることでちよっぴりセンチメンタルな気持ちにさせられた
男の涙って時にはいいものだなと心から思った
ここは僕の成長の場のひとつに違いない
書き手として人間としても
2011-11-28 19:15:36
[113]
絵の心得
ある時には画家…またある時には陶芸家…そしてまたある時には漫画家…はたまたある時書道家等など
誰も僕のことを小説家だとか脚本家だとかコラムニストだとかエッセイストと言わない
初めての店で僕の職業を当てた人間は今のところ皆無だ…
それはそれとして…
「大昔役者をやってました」
これはかなり効き目がある…
しかし実は僕の記憶から徐々にそのことが消えつつある…
とにもかくにも…
僕は絵画ファンではあっても画家ではないし…
絵は全く描けない
絵心は本当にない
悔しいけれども
2011-11-21 11:46:10
[112]
幹事
月に数回は行われる事務所のスタッフとのミーティング…
その後は専ら飲み会となる…
事務所のある福島周辺にはかなりの数の居酒屋が存在する
もちろん全てを制覇した訳ではないにしろ…
それでも大方の暖簾はくぐったように思う
スタッフはよく飲むしそれによく食べるし…
とにかく味にはかなりうるさい連中である
そろそろ忘年会
いやはや幹事は大変だと思う
心から
2011-11-14 13:31:15
[111]
年末年始
そのうち…そろそろ…と先伸ばししている間に遂に11月に入ってしまった( -_-)
年末年始の予定はほぼ決定しているといいたいところだが
…
まずカトリックである我が家は家族でクリスマスを過ごす
…
さらには年始の初詣の代わりではないが教会でのクリスマスミサに出席することになる
…
年始は暖かい場所に出かける
その場所が未決定なものだから子どもたちのイライラは今や最高潮に達している訳だ…
今年は海外はダメ
(来春のヨーロッパまでお預けの予定)
さらにディズニーランドもダメ
(この時期ホテルの予約は無理な様子)
それではと居直って自宅で過ごすについては…
かなり大規模な暴動の予感…
結局白浜でのんびりと温泉&アドベンチャー三昧となるか…
そうなるように
2011-11-07 10:23:58
[110]
件名のないmail
僕は余程親しい相手を除いて件名のないメールは開かない
特に仕事関係ではそのルールを徹底して貫くようにしている
だから僕もそういった相手には自分のルールをしっかり適用している訳だ…
仕事相手はあくまでもビジネスライクに付き合う
馴れ馴れしさなど要らない…
過去に痛い目にあった自らの経験はこういうところで活かされるという訳だ
僕のいう親しい相手とは年数だけの間柄を指すのではない
もちろん概ね比例しているのは事実だけれども
防御柵を必要としない相手…
親しい仲にも礼儀ありの相手
自分の勝手な都合を相手に押し付けたりしない
経子面うことなど決してしない
だから親しい相手は自ずと数が限られてくる
そしてそれで心地が良いのだ
件名のないメールはとにかくすぐに削除する
それは挨拶なしに踏み込んだ無礼に対する僕なりのささやかな抵抗なのだ
2011-11-01 12:29:55
[109]
雑談を聞き分ける能力
僕は雑談をよくする
例えば僕の講義や授業は多分に雑談が入る…
通りいっぺんの講義や授業なんてつまらない
雑談はそれをする側の話題の有無とその豊富さとそれを提供するための技術がとわれる
手前味噌だけど人前で話すには知識はもちろん話題にたけた人間でないと人は聴かない
嫌がる学生や生徒もいるかもしれないなどと思いつつだが
…
だから雑談には限度も必要となるのは当然だ
雑談から原石を見つけるのも能力だと思う…
「知識として必要なことだけを話してください」
それでも10年にひとりはそういう類いの人間に出くわす
実はこういう類いには幾つかの共通項がある
顔や表情や話し方など眼鏡のフレームまで酷似している…
これらは本当はどこかでしっかり繋がっているんだろう…
そんなことを思ったりする…
雑談にはする側の生き方が全て反映されている
そこから何かを掴むと同時に何かを大胆に捨ててしまう…
それを僕はかぎわけるという
知識だけで生きていけるのなら日常は容易い
いやそれを本気でやるというのは日常を人間を人生そのものを舐めている
そんな稀少価値のある類いと稀に遭遇すると極めて哀れに思い心でさげすむ
もちろん顔には全く出さないで
2011-10-31 12:29:44
[108]