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甲山羊二オフィシャルブログ
Writing by 甲山羊二
 オフィシャルページにある奥の部屋で、コラムでもなく、エッセイでもなく、もちろん小説でもない、ただのつぶやきをほんの少しだけ形にしようとする。
 僕がつぶやくことで僕自身が導かれ癒され納得する。
 それもいい。
 さすが典型的B型人間甲山羊二だ。
 だからいい。やはりいい。


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甲山の本棚その2
スミスの本棚の場合は次々にたすきが別の人に渡される
だがしかし…
甲山の本棚のたすきは永遠に甲山の手元にあり続ける…

そのとおり…
甲山の本棚は極めて自己中心的なものなのだ

さて今年僕が読んだ本のなかで印象的であったもの
「犬の人生」に続いては…
レイモンド・カーバーの「引っ越し」である

これは実に楽しい短編小説である

ここに登場するのは母親と息子とその妻である
しかしこの母親はどう見ても厄介者でしかない
そして妻にとってはこの姑はただただ邪魔者でしかない

何かしら日本の原家族を彷彿させるような背景設定であるのだが…
流石アメリカ文学だと思わせるストーリーには実に惚れ惚れする

ぜひ一読を

ただ何度も言うように
外国文学は原書で読むべきである
と僕は思う

そこでぜひ原書で一読を
と添えておこう
2012-12-13 14:56:11[197]


甲山の本棚
TV東京WBSでの「スミスの本棚」はよく知られているが、甲山の本棚はほとんど知られていない
当然である

もちろん我が家に出入りしている連中ならよく知っている
それは本の数の多さだけではない
実は書斎に入りきれないものは、別にマンションまで借りて収納する始末である…
という実態であることを…

一時は二度買いをするなど随分錯綜したが、最近は目録を作成して不測の事態に備えている

今年読んだ本のなかで印象に残ったもの
もちろん自分の作品である
と言いたいところだが、まずそれは絶対にない

自分の作品は我が子同然である
どれだけ愚作で稚作でも我が子はやはり可愛い

しかし我が子だからこそ厳しく対処することも必要である
もっと成長しなさい
まさしく叱咤激励の嵐である

他人の子はそれなりに冷めた目で見れる
他人の子の良いところは誉め、悪いところは目をつむる
…振りをする(>_<)

話を元に戻そう
今年印象に残った本
まずはマークストラントの「犬の人生」を挙げよう

僕は良いものは必ず原書で読む

とにかくこれは翻訳も良かったし、原書もやはり素晴らしかった

短編小説の基礎が充満している

これは9月の最終週に読んだのだが、その頃僕はちょっとしたスランプにいた
仕事が重なるだけ重なってしまって、肉体的にも精神的にもかなりきつい状態だった

この作品を読んだ後、なぜかすっきりした

ということで、甲山の本棚第1回はここまで
それではまた
2012-12-10 14:09:39[196]


大切なこと
政治については語らない
職業柄僕ははっきりそう決めているのだが…

それでも今回の選挙ばかりは少々気になる
いや気になるというよりもむしろなにが何だかわからない

どの政党もあるいは候補者も僕には皆同じに見えてしまう

それは僕の見方が悪いのか
理由も全く判然としない…

そんなことをああだこうだと考えるのも面倒な気がする…

要するに僕にとって難解なことなのである

難解なことはあえて考えない

実は僕にとって大切なこととは
今夜はインド料理にするのか、トルコ料理にするのか、その選択の方なのかもしれない
2012-12-08 09:14:15[195]


優雅なる12月
はや今年も12月である
この時期の風物といえばやはり忘年会だろう
特に週末ともなれば撃沈した人たちの姿に遭遇すること多々である…翌日の頭痛と吐き気は相当なものに違いない

さて僕はといえば忘年会は必ず欠席する
同僚や同業者との会は余程でない限り出席することはない
だから僕が何かの会に参加するということは極めて異例なことなのである

参加しない理由
他人の悪口をあからさまに喋る→自分がどれだけのものやねん
過去の栄光をひたすら自慢する→いちいち感心するふりは限界
女房や子どもへの恨み節を語る→結局は相手にされてないのだ
いつ死んでもいい!を連呼する→ならば今日にでも逝きなさい
など…
こういう連中とは楽しめないからである

とにかくお酒も食事も優雅にいただきたいものである

優雅なる12月
師走だけど僕は走らない
2012-12-03 13:34:42[194]


優雅なるトマトケチャップ
「日曜作家」に掲載される短編オムニバス
先日この第1話がようやく完成した…

日曜作家同人会
正式名称はこうである

僕が参加することになった経緯
これは実に複雑である

それを至極簡明にいえば…
たぶん人の縁とはこういうものだろう
そうとしかいいようがない

とにかく全てにおいて見事なまでにタイミングが揃いすぎていた…

連載は難しい
しかしそれでもやってみたい
そう思わせてくれたのも人の縁だ

小説と音楽のコラボ

第1話はスイートメモリーが登場する
2012-11-29 14:29:24[193]


本の買い方
本は本来借りるに限る
しかしどうしても手元に置きたいものは買う

ではその基準とは…

その時のベストセラーは買わない
特に小説は買わない
新書もなるべく買わない
直感的に二度読みしそうなものは新古本を探す

単行本は古本を物色する
それも執拗に探し回る…
見つけたら自分を誉める

とかなんとかいってもやはり本はどんどん貯まる

結局はなんだかんだ言って買ってしまうのである

そういうものなのである
2012-11-26 15:17:45[192]


僕の持ち物その2
出掛けるときは忘れずに
忘れたならば取りに帰れ
携帯電話はもはや必要不可欠である

前回に引き続いて、僕の持ち物を紹介しよう

ヘッドホンステレオ

これはもう決して手放せない

音楽好きの僕だから
というのは表向きの理由である

実はこれである鬱陶しさから十分に解放されている…
特に朝の通勤にその力を発揮するからなかなかである

むやみに話しかける近所の老人や、偶然駅で会ったりする知り合い
「今日はお天気ですね」
「随分寒くなりました」
分かりきっている当然のことを事も無げに話し出すから相当困る…
ものは考えて言うべきではないのか

そういうことで相手を直視せずに済むヘッドホンステレオはかなり効果があるのだ
2012-11-22 14:23:03[191]


僕の持ち物その1
出掛けるときは忘れずに…
忘れるときは出掛けずに…

出掛けるとき忘れてはならない必須用具のひとつが携帯電話である

僕は必ず携帯を3台持ってでかける

1台は仕事&プライベート用
もう1台はカメラつきで盗撮用ではなく完全プライベート用である
そういうとさらに誤解を生みそうだが、番号やアドレスは家族以外に誰も知る人はいない
これはカメラの使用が専らであって、もちろん犯罪には使用しない
もう1台はキーボードつきのスマートフォンである
外出先での原稿などはこれを用いる

取り急ぎこれらは手放せないものだ

とにかく仕事の段取りが見事に狂う

出掛けるときは手放せないのだ
2012-11-19 11:38:56[190]


作家になってはいけない人
どうやったら作家になれるのか

時々こういった質問をされることがある

答えは簡単明瞭である
書けば誰でも作家になれます

僕がそう答える理由は
まずどうやったらという質問の前に、本気で目指す人は既に書いているということだ
そしてそういう質問の前に、本気で目指す人は書いたものを既に誰かに送るなどして、評価を伺うなどしつつも、強かに営業を兼ねているということだ

どうやったらなれるか

厳しい言い方になるかもしれないが…
どの仕事に関しても
もはやその質問を発する時点で不向きである可能性が高い

まずはやること
作家ならばまずは書くこと

そう答える
2012-11-12 12:45:57[189]


イメージについて
甲山羊二という名前から受けるイメージ
・亀の甲羅のように堅い人
・気難しく近寄りがたい人
・全身白い毛で被われた人
・いつもただ眠っている人
等など

イメージとはこれほどまでに恐ろしい…
だいたいが全身が白い毛だらけなど、それはもはや人間ではない…
冗談にも程というものがあるはずだ

ある人などはこんなことも言っていた
「羽織袴で扇子を持って演歌か何かを口ずさみつつ町中を闊歩する」
ここまでくると僕は変人を遥かに越えた存在になる

なぜ甲山なのか
なぜ羊二なのか

これは次回に譲るとしよう
2012-11-08 15:30:37[188]