MyBlog Ver1.40



甲山羊二オフィシャルブログ
Writing by 甲山羊二
 オフィシャルページにある奥の部屋で、コラムでもなく、エッセイでもなく、もちろん小説でもない、ただのつぶやきをほんの少しだけ形にしようとする。
 僕がつぶやくことで僕自身が導かれ癒され納得する。
 それもいい。
 さすが典型的B型人間甲山羊二だ。
 だからいい。やはりいい。


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雑学のお話
僕はありとあらゆる本を読む…
小説から評論から随筆などなど
週刊の経済雑誌については、決めているものが3種類ある
それに雑多な週刊誌などにも大体目を通す
もちろんちょっとエッチな記事も取り急ぎ目を通しておく

「これだけ読んでよく仕事ができますね」などと言われることがある
余計なお世話だ

僕にとっては知的かどうかは別にしても…
好奇心こそが全ての活力になるのである

知的好奇心に欠ける人にはそれらのことはわからない

僕は若い人たちに是非とも雑学をお勧めしたいと思う

受験が終わればその技術はもう役立たずだ

合格できる学校に入り、卒業できる単位を取り、適当な会社に入社し、結婚し子育てをして、そのうち物忘れに悩み、周囲から嫌がられ、そして家族葬で送られる

その間あなたは何を聞いて何を見て何を感じて何を創造して何を発信して何を残せたのかい

本物を見ることで、十分な目を養い、本物を批評する…
そのような好奇心は時にはその人の品格を測る基準ともなりうる…

例えば…
僕は語学が苦手なんです
そんなことを平気で言う学生が大勢いるが…
それならもう大学はやめたほうがいいと思う

語学は知的好奇心を高める絶好の材料である
それを高められないのならもはやそれは学生とは言い難い

原語によるものを原語の世界観でイメージできないで、いつまでも日本人の背景に照らして創造しようとする(>_<)
これではいけない

雑学は人を豊かにするものだ
そこから自分の発信源を模索していく
これは心からのお勧めである…

今からでも遅くはない
2013-02-07 09:59:20[207]


優雅なるトマトケチャップ
日曜作家に連載のオムニバス短編小説「優雅なるトマトケチャップ」
その創刊号と連載?が掲載された

文芸誌日曜作家への参加とその経緯については以前にも書いた通り
そして「優雅なるトマトケチャップ」の由来のついても書いた通りだ

とにかく僕にとっては初めての連載なのである…

この連載に取り組むにあたって、最近またJAZZに傾倒している…

僕にとって音楽といえば専らJAZZ
そしてJAZZといえば音楽そのもの

若いときはよく爆音バーに足を運んだものである

愛の囁きなどという騒ぎではない…

俺さあおまえのこと好きなんだよ
聞こえないわよ!
だから好きだっていってんだよう
はっきりいってよ
おいおまえ真剣に聞いてるのかよ

囁きはいつの間にか恫喝と罵倒に変わるのである

実は連載ではしばらくの間JAZZは登場しない…
出し惜しみではなく、楽しみは後からということ

先日billboardosakaにnoonさんのliveにでかけた
3月にはアクロスにて吉本ひとみさんのliveがある

もう爆音でJAZZを聞くことはない

若いときは少々無謀でもいいと思う

そんなことを考えながら次の原稿の構想をしています
2013-02-04 14:56:48[206]


拡散予防
ウイルスと格闘している間…

僕は完全隔離状態にあった

二次感染を防ぐためである

熱が下がって意識が元に戻っても外には出られない
これはまさに苦行に等しい

ただ身体も本調子ではない
歩くと足元が少々ふらつくし、薬のせいで極度に眠い

起きているときは本を読むかスマホをいじるしかない
とにかく原稿の作成さえも禁じられていたからである

本はたんまりと読んだ
そしていつの間にか眠っていた

今のところ家族への二次感染はない模様である
2013-01-31 10:46:16[205]


復活
取り急ぎですが…
本日復活しました

何よりも…
ご心配とご迷惑をお掛けした関係先の皆様には深くお詫びを致します
ほぼ丸々1週間休んでしまった訳です

その間の仕事は山積
締め切りはすぐそこ

実は決してそうではなくて…

だいたい僕はほとんどの仕事を前倒しで進める癖がある
ということで…
およそ普段に近いペースで始められそうだ

去年はノロでダウン
そして今年はインフルと

ウイルスよさらばじゃ

さらばじゃウイルスよ
2013-01-28 12:19:33[204]


ほんとです
僕は平熱が35°5程度しかない…
だから36°を越えた段階で間違いなく重症となる

37°は僕にとって死を意味する…
もちろんそうならないように初期段階で手を打つ…

先日も早めに手を打つべくとある内科に向かった…
ただしそこは行きつけの医院ではない
普段行きつけは事務所の近くと決めているのだが…
何せそこまでの体力は皆目自信がない

仕方なく浮気をしてしまったのだ

到着してお熱を測って用紙に記入してイザ診察室へ

ここからは再現レポートである

「どうかしましかな」
熱が36°5分もあるんです
「あのね、あんた、そんなもの熱にもならんよ」
じゃなにになるんですかねえ
「さてね、とにかく大袈裟にもほどがあるよな」
ブチッ…
おい、あんた、患者をなめんなよ!患者診ないで病気みる。それってあんたのためにある言葉だわ
ろくに命の始末も自分でつけれないような老人から金だけバキュームのようにすいとる医者って貴様のことかい?
どこの医学部かしらないが、そんな診察なら文学部出身にでもできるわ。処方せんなんかいらねいよ。自分でにんにく食って、あらよって治すわ
ほな、さいなら

帰宅後僕は倒れた。犬は喜び庭を駆け巡っていた。猫は僕にパンチをみまった。

ほんとです。
2013-01-21 12:59:19[203]


お疲れさまでした
センター試験2日目が終了した

受験生の皆さん
心からお疲れさまでした
労いの言葉としては不十分かもしれないけれども…

そして行き届いた指導ができなかったことをお詫び致します

どうか今日1日は、いやどうか明日も、いやせめて明後日も…
次なる戦いに備えてお休みください

成功は皆さんの頑張りの賜物です
逆は指導者の責任だ
ということにして…

これまで皆さんを支えてきたご家族に感謝の意を表すように…

ありがとうの一言も言えないようでは先が思いやられますぞ!

その一言がまた周囲を奮い立たせるのだから

次の応援に繋がるのだから

成人している人はワインぐらい飲みなさいよ

未成年はいけません
ぶどうジュースで我慢なさい

とにかく今日は明日は明後日はゆっくりなさい

お疲れさまでした
2013-01-20 16:49:39[202]


甲山の本棚その5
最近はこれでもかというほどよく眠る…
周囲は本当に冬眠だと思っているらしい
とんでもない誤解だ
僕は森の熊さんではなく人間なのである

ただ確かに森の熊さんに少々憧れもある
食べて呑んで読んで…
そして時々街に出て可愛いお姉さんと美味しいお酒を呑んで…
まことにまことに都合のいい冬眠である

やはり真面目な話をすることにしたい…

今日の一冊は
いや一冊というよりも
ぜひとも紹介したい作家がいる

赤江瀑

昨年残念なことに召されてしまった…

この方の作品は全てお薦めであるし…

因みに僕は全て必死になんとか揃えた

これも因みに奈良町の古本屋さんにて
…だいたい月に一度は顔を出している

甲山本人に会いたければぜひ奈良町へ

とにもかくにも赤江瀑は素晴らしい
2013-01-17 15:53:10[201]


甲山の本棚その4
新しい年になったとはいえ、全てが新しくなる訳ではない

少なくとも僕はまたひとつ歳をとる
そしておじさんから老人への道をまっしぐらに向かう

そのうち地域の老人クラブから勧誘を受けることになるのだろう…
そして浪曲や演歌ばかりのカラオケを楽しい振りをして聞くのだろう

ああっ全くもって嫌である

話を速やかに本題に移そう

今日の本はカズオ・イシグロの「私を離さないで」

これはいっきに読んだ

内容は割愛するが…
近未来的なしかし現実に起こりうること
いや今まさに起こっていること

人間とは
科学とは
宗教とは

全てを考えさせるものである

はっきりいって凄い
2013-01-15 19:45:54[200]


billboardlive
新しい年となり、さてここで早速…

去年僕がbillboardliveに出掛けた回数

ざざっと5回

…で今年は…
noonさんのliveからスタートする

1月30日

ちなみに去年出掛けたliveの総数

ざざっと12回

さらにちなみに去年僕が読んだ本の冊数

ざざっと95冊

ざざっと…
2013-01-09 13:14:10[199]


甲山の本棚その3
今年も残すところあと2週間…
しかし周辺の雰囲気は師走という感じではない
この調子ではメリークリスマスどころではないだろう…

それでもクリスマスは確実にやってくる
そして子どもたちはしっかり覚えている
さらにプレゼントを笑顔でおねだりする

先日恒例のケーキを注文しに出掛けた…
知人でスイス人のパテシエのお店である

今年も丸太のようなケーキがよってたかって食い尽くされるのだ…
そして僕はその横でワインを飲みながら無惨に変化する様の目撃者となるのである

話題を本題に変えたい

甲山の本棚その3
今回は吉村昭の「破獄」

網走刑務所のみならず各刑務所を次々に脱獄したひとりの強者の話である

最後の場面はホロリとさせて
流石吉村さんと拍手喝采だった

脱獄はよくないがなぜか応援したくなる
作家の手腕のあらわれだろうなあ
2012-12-17 10:16:04[198]