いやはやこの手のネタなら全くもって事欠かない
長編小説のひとつやふたつ書けるくらいの量が十分にある…
さて今回ご紹介するのもこれまたやはりご老人である…
お名前は仮にエースさんとしておく
その理由は自慢話のエースだから…
他人の会話にすぐに割って入って自慢話に勝手に花を咲かせるから…
それも辻褄の全く合わない嘘数億単位を繰り広げまくる御方だから…
そしてご自身で咲かせる花も薄汚い埃まみれの超安物の造花だから…
もうこのあたりにしておこうかな…
お喋りで可愛いげのあるお年寄りだって大勢いる
だがしかしエースさんにはそれが見られないのだ
おまけにエースさんはすこぶる声が大きいのだ…
大音量のヘッドホンステレオも実に真っ青な状態である…
だからエースさんがいらっしゃる間はというより
お暇にされていると見受けられる時は席をはずす
逃げるが勝ち
エースさんは僕に新たな教訓を覚えさせてくれる
避けるが勝ち
今日もまた僕に教訓を提供して下さるエースさん
実のところエースさんってとてもとてもいい御方なのかもしれない |