イエイツによる『ケルト妖精物語
』を初めて読んだ
司馬遼太郎のアイルランド紀行がそのきっかけだ…
妖精とは一体何か…
それを迷信だとか伝説だとかのレベルで片付けてしまうのは残念だ
妖精は生きている
確かに生きている
それは人々によって生きている…
神話の神々が今もまだどこかで息づいているように…
妖精もまたどこかで生きている
妖精物語によって僕の中に妖精が生きることになった
これは大きな収穫だ
妖精は律儀だしきちんと約束を守る
日本の妖怪とはまた少し異なる
それはある意味ではアイルランドにおける倫理的な存在ということになるのだろうか
いずれにしても新しい感性なるものがこうした妖精によってもたら
されるとしたら…
それもまた意義深い
それに相当に失礼ながら妖精はかなりの超ド級のSだ
そんな妖精に親近感を抱く僕はやはり変なのだろうか
そんなはずはない |