新しい年度になった
年度を新旧の基準にしている僕にとって4月1日は所謂元旦に等しい
…
新年度はどんな1年にしたいと思うか
それはまさに愚問の骨頂に等しい
誰も彼も悪い1年にしてみたいなどとは決して答えない
新しさとは全てが刷新されることではないはずで、同じ轍を二度と踏まないと肝に命じることこそ、実は新しさの真髄だと僕は考える
同じ轍を踏まず…
しかし人間は同じような轍をまた踏む弱さを備える
まさに弱さの自覚
弱さに臆病であれ
弱さを徹底的に自覚してそれに神経質な位に臆病である人間程実は強いものはいない
いくら言葉や身体で威勢や虚勢を張ったとしても、弱さの真髄は目
の奥に否応なく表れてくるものだ
弱さを隠さない…
弱さを隠さず、強さを誇示せず、
下劣な政りと祭りには関わらない
…
本音は言わず、建前に終始して、
書くべことを呻吟しつつ文字にする
危うい人間には近寄らない
思索を止めない
同じ轍を踏まないとする原理原則は延々変わらない
今年度は多忙になりそうな気配だ
…
よって頭を鍛えることはもちろん
だが、同時に体調管理も怠らない
なるほど…
頭の鍛錬にしても体調管理にして
もいずれも僕の弱さの真髄なのだ
弱さを隠さず
弱さは強さ…
こうした自己暗示もまた弱さなのだろうか |